おもいでカフェの取り組みをご紹介します
2017.08.31
認知症の進行を抑制すると言われる「回想法」。
私たちもなんとか回想法を施設に取り込みたいと考えていましたが、実施するには難しいイメージがありました。
実践されている場に話を聴きに行ったりもしました。
その中で二つの重要な示唆を受けます。
一つ目は「夫婦で、寝る前に昔の写真を見ながら、5分間話しするだけでも回想法」ということ。
二つ目は「記憶がつながる⇒時間がつながる⇒穏やかな気持ちになる」ということ。
認知症の方は、自分が今どこにいるか、誰と話しているのか、いつも不確かで常に緊張とストレスの中にあります。
そんな緊張の中では、本来の自分、リラックスしているときの自分ならできていることも、余計にできなくなってしまいます。
そういう時に懐かしい写真を見て、話して、昔の記憶・時間がつながると、リラックスできる。
いろんなことを思い出し、穏やかな気持ちの中で本来の自分を取り戻すことができる…
そんなヒントから回想法をアレンジし、レクリエーション「おもいでカフェ」を始めました。
写真を通したコミュニケーションで「癒し」の時間を提供いたします。
YouTubeに、おもいでカフェの動画を載せました。ぜひご覧ください!!
⇒ おもいでカフェ
※おもいでカフェは、社会福祉法人ケアマキスの登録商標です